こんにちは、星よみlifeカウンセラーの船越功です。
今回は8月22日の水瓶座-満月の星よみです。

まずはホロスコープ全体の星の配置から見ていきましょう

今回の満月は8月22日21時02分に水瓶座29度の位置で11ハウスです。
太陽は獅子座の29度で9時間後には乙女座に入る変化のポイントです。
そして今回は近くの木星と重なりあって満月を迎えます。
木星は先月28日に魚座の予行演習から水瓶座に戻ってきました。
そして山羊座ー冥王星・牡牛座ー天王星・乙女座ー火星-水星が地のエレメントで
グランドトラインを形成しています（ホロスコープ上の大きなブルーの正三角形）
1ハウスには天王星があります。
エレメントで見ると地が4ー風が4で地と風のエネルギーが強く流れています。

まずは満月が水瓶座ー11ハウスで起こりますので水瓶座のエネルギーが高く、しかも度数が29度なのでよりエネルギーの強さを感じます。

どのサインでも29度は変化の直前なのでエネルギーが充満しているのです。

そして木星の合がさらに追い打ちをかけている状態です。水瓶座の思いが膨らみ過ぎて爆発し世の中に溢れていくようなイメージが浮かんできます。何が溢れてくるのでしょうか？

水瓶座ー11ハウスは今巷で話題の「風の時代」に最も近いエネルギーです。

一人々が自分の考えや思いをSNSを通して自由に発信できる時代になり、いろんな価値観や多様性が受け入れられるようになってきました。一方で価値観の違いが不健全に現れた場合には偏見などの失言問題や価値観の違いによる愚行問題がよく取りざたされてくるようになりました。

まさに多様性を受け入れる学びから起こった毒出しの時期なのかも知れません。

ですから人々は、この価値観のズレを恐れ自分の発言を抑えてしまう人もいるのではないでしょうか。この意識改革がすごい勢いで進む中でそのスピードについていくことが求められているのかも知れません。こんな急速な変化は近年にはない流れだと思われます。

次に冥王星・天王星・水星-火星のグランドトラインをみて見ましょう。このトラインは地のエレメントで形成されています。地は形・物質・現実・体験・五感などを意味します。
私たちは情報によって何を生み出すことができるのでしょうか。この社会が、そして個人々が有り余る情報の何を信じ、どう活かしていけるかが問われているのではないでしょうか？

巨大な情報という形のない存在を人生を創造する上での扱い方、日常生活においてその情報をどう活かしていけるのかを学習することが求められているような気がします。

私たち人類が情報をうまくコントロールして健全な進化に向かっていけるのか、それとも情報にコントロールされ恐怖の中で生きていくのかが問われているのかもしれません。私たちは情報を選別する側であり、情報の奴隷になってはいけないのです。

あと、1ハウスにある天王星を見ていきましょう。
1ハウスは自我のハウス、自分の人生の価値観や目標、自分らしさを探求するハウスです。そこに変革や破壊の天王星が在中しています。これは今一度、私たちが自分という存在を意識的に見る必要性を伝えているのではないでしょうか。今起こっているすべての出来事を自分自身と対峙する機会と捉え過去の自分を手放し新しい自分への変容を宇宙は期待しているのかもしれません。今年の末には目覚めのゲートが閉まるという風に言われています。ゲートが閉まる前までには眠りから醒めてカーテンを開け、新しい朝の光を取り入れていきましょう。

地のエレメント（山羊座ー冥王星・牡牛座ー天王星・乙女座ー火星-水星）での
グランドトラインが示しているように、現実的にも今までとは違う社会や生活様式が生まれてくる可能性があります。それは愛と調和を伴った理想的な世界の実現の兆しだと思うのです。

最後に地と風のエレメントが多いということはどういうことでしょうか？
風は地を風化させ変えていきます。
情報が現実を変えていきます。情報が多様性を容認します。情報が不健全なこだわりを壊していきます。そして自由を求め囲いを外します。そして自由を謳歌するために個人の責任が問われてきます。

風は熱と湿ー地は冷と乾で相交わるところがありません。
少しだけストレスを抱え込みそうな空気感ですが、より良い未来へのプロセスだと思えば乗り越えることもできるはずですね。

星は私たちにたくさんのメッセージを送ってくれます。

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