春分の星よみしました。

2022年3月18日


西洋占星術においては牡羊座1度が1年の始まりであり、正月です。太陽が牡羊座に入った瞬間の図はこの1年の流れを表すと言われています。

今回の春分の日のホロスコープを見ると、天体が1〜3ハウスに多くあることに目がとまります。

誕生ホロスコープでは、個人の成長を現すハウスですが、社会情勢的に見ると、1ハウスが国民・世論で2ハウスが金融・流通・財政、3ハウスが交通・輸送・取引となります。

これは生活基盤であるインフラを現す場所ということになります。

そこに個人、社会に関連する天体が集中しています。

そして、変革の天王星が火星・金星・土星に対してスクエア(90度)を成しています。

これは私たちの生活基盤の変化や、それから起こる学びを現しているのではないでしょうか?最近のニュースなどを見ても、その通りに世の中が動いているように思えます。

株価の大きな変動や輸送制限から起因する物価の上昇などですね。

そして、1ハウスには、冥王星があり民衆や感情を現す月と90度を形成しています。

各国のそれぞれの国が、自分達の進むべき道を自ら選び意志表明しなければならない状況に置かれることを表しているのかもしれません。

民意を象徴する月は国家元首や政府を現す10ハウスにいて夜空にポツンとひとつだけ(ここ数年は天体が一ヶ所に集中しているので、この形が多いですが)輝いています。(東京時間で)

国の利益と国民の権利、国の進むべき道と国民の感情、そのバランスと統合がどのように成されていくのか?それが人命や愛を優先されるものであって欲しいと願うばかりです。

国土を象徴する4ハウスには天体がありません。無いということはニュートラルな状態だととらえることもできるので、国土の保守、領土問題などもこれからの私達人類の意識の成長や行動が今後の動向を左右していくと思われます。

国際的な倫理観や道徳感でジャッジするだけでなく、私達1人ひとりができることは何か?と考えた時、どんな人の中にもある愛の強さを信じてあげる。

恐れから生まれる選択ではなく、愛をベースにした選択がなされていくことだと思います。

そして、その愛の波動を一人一人が祈りによって広げていくことが大切なことなのかもしれません。

僕もどんな立場の人の中にも愛があり、どんな状況においても、その愛をベースにした選択ができることを信じたいと思っています。