会員ブログ・Kiko

2021年2月7日


今年の【OTO】

[kin]

を犯す者

に縛られる者

異なるものに非ず

その魂は常にしい

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ことからブログにお越しのみなさま。

はじめまして、kikoです。

今月よりブログリレーに参加させていただきます。

よろしくお付き合いくださいませ。

さて、いきなりのkikoワールドに「はい?」と思われた方もいるでしょう。

中には、「こいつ危ない奴?」と感じた方も。。。

どんな感想を持たれたかはさておき、

今後こちらのブログに書かせていただこうと考えていることを

ざっくりとお話しします。

私、具体的な目標を立てることが苦手です。

新年にあたっての目標なんて聞いた日には、熱が出てしまうくらい大嫌いです。

そんな私にもその年の指針もしくは課題となるべきものが、立春になると閃きます。

それが【OTO】です。

私たちが普段使っている漢字。

同じ音を持つのに意味の違う漢字「同音異字」がたくさん存在します。

例えば「神」「人」「塵」、すべて[jin]と読みます。

神様と私たち人、ましてや取るに足らない塵までが同じ音を持つ。

それにはどんな意味があるのか、

表面を見るだけでは分からない本質がその【OTO】には隠されているのではないか。

頭ではなくそれを日々の生活の中で体感し、本質に近づく、これが結構楽しいのです。

そんな【OTO】が毎年、私に「今年の課題はこれ」と立春になるとやってくるのです。

そして今年は[kin]

どれだけたくさんの[kin]に出会えるのか、もう楽しみしかありません。

こちらのブログには、私がひと月の間に味わった[kin]の他、

その時々に閃いた【OTO】との対話をパステルアートの作品とともにアップ予定です。

(個人のブログにも同様の記事を不定期にアップ予定です)

さて、同じ【OTO】でも、その瞬間瞬間で、受け取るものは変わります。

もちろん、私とあなたでも異なります。

しかし、その本質は変わりません。

「受け取る」ことを積み重ねることで、本質へ1㎜ずつでも近づけると信じています。

「今ここ」の私が感じる【OTO】をここに綴っていくことが、

私だけでなくあなたにとって何かのきっかけになってくれるかも、とも思うのです。

今の私は、[kin]からアプローチしているようです。

あなたは[kin]という【OTO】から、そしてアートから何を感じますか?

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今回の作品は、購入してきた製本キットの表紙として描きました。

一年間、この本に体感した[kin]を留めていきます。

kiko