会員ブログ・ボーッと瞑想のススメ(fujiko.)

2021年4月22日


ボーッと瞑想のススメ。

夏目漱石「草枕」の中に

智に働けば角が 立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかく人の世は住みにくい。

という一説があります

「世知辛いなぁ~。」と感じるとき 晴れない心を覗くために瞑想をしたりします

きっと、瞑想の仕方が良くわからない とおっしゃる方もおいでかと思いますが

私の瞑想は、シンプルで気楽な「ボーッと瞑想」スタイルです。

ホッと一息ついた時に、ご飯を食べ終わった後に、コーヒーを飲みながら ボーッと、、、

そんな隙間時間を瞑想タイムにあてています。

ボーッと瞑想を始めると・・・ 思考、Idea が沢山でてきて頭の中が煩く感じます

まずはその Idea に気づく、それも大事な事です。

  • こんなことを考えているな~ 
  • 私 この後のことで頭がいっぱいだな~ 
  • 私 夕飯のメニューを考えてるな~ 

私 次々に湧いてくる Idea に「気づく」

そして、次の瞬間、別の Idea が湧いてきては 前の Idea を消して、、、

そうしていると「私」が Idea という情報に占領されていることに気づき

湧いてくる Idea はまだ現実化していない重力をもない創造であることに気づく・・・

「私」は、絶えず Idea を意識に繋げて現実化させる生命体

まるで観客のように自分を見ている自分に「気づき」ます。

その「気づき」の視点で 自分のすべての生活、行動、をボーッと瞑想をすると考えと心が整います。

私の場合は、プラス睡眠をすると、ゴチャゴチャがスッキリ整理され、問題が解決している事が多いです。

湧いてくることは、人間社会をサバイバルするうえで必要とする

Practice習慣・Identity個性人格・Idea閃き・Episode物語であり、

それぞれの価値基準をベースに湧いてくる mind 感情 情緒 もミックスされています。

私達は Idea を達成するために、

経験から形成された mind をバージョンアップするためにチャレンジする繰り返しをしています。

頭の中の答えは

  • こうした方が良い。    (良不良 不安安心)
  • こうすべきだ。      (善悪 迷い確信)
  • こうしたら間違わない。  (正誤 自信不信)
  • もっとこうあるべきだ。  (好悪 希望絶望)
  • これを知らないのは恥だ。 (是非 完全不完全)

mindは動かずにはいられませんが、頭の考え翻弄されると、Feeling に対する Ecstasy が鈍感になり、 呼吸が浅く意識の視野がどんどん狭くなってしまいます。(※エネルギーの滞りを起こしたりします)

焦りや緊張感が続くと同じ感覚になりますね。

気づきを観るボーッと瞑想は、”今”に新鮮な空気を送る練習にもなります。

あたかも問題と答えがあり傾向と対策を考える習慣についハマってしまっていたり

他人の視線を気にする”御身可愛さ”が、向き合うテーマを引っ込めてしまったり

絶対的考えが無くなると「自分を見失う」恐怖を単に言い訳にしてしまっていた・・・ など、

ボーッと瞑想をすると、Idea に対する自分の反応がスクリーンを通して見るような感覚になります。

抑え込まれた思い達に気くこともありますし、mind の奴隷になることも少なくなります。

私達は当たり前ということに慣れてしまってそれについて考える事がなくなっていますが

ある意味それは催眠状態にいるのと同じです。

数多ある世の中に溢れているIdeaに気づく、

ここでいう 瞑想は Awareness 気づき そのものです^^

人生は深刻には進めません。

軽やかさは、明らかに極める=あきらめ。

がなければ一歩も動けないまま 難しく考えてしまうと二の足を踏むものです。

生活のための奴隷のように「生」を考える大人も少なくありません

そういう生き方も個人に委ねられるものですが 生とは、実に生々しい・艶(生)めかしいものです。

生々しいから新鮮なのです。

生々しさ新鮮さは決して、あの頃は若かったと振り返るものではなく、繰り返し起こる人生のエピソードに 常に新鮮な ”今”という時に Idea が湧いて、新たな今のチャレンジの連続性の生み出しのことです。

今は常に、新しい、新しい、新しい経験 今、今、今の経験でしかありません。

ボーッと瞑想のススメは すべてあるがままに許されている

カタチを持たないもうひとつの世界から あらゆる可能性の種 Idea を受け入れる姿勢をもち

ちょっと勇気を持って表現するだけで 心身のバランスと生を楽しむ余裕を見つけることができると思います

是非、隙間時間に試してみてください。

fujiko.