会員ブログ・夏至図について(船越功郎)

2021年6月20日


みなさん、こんにちは。

星読みlifeカウンセラーの船越功郎です。

今回は占星術の夏至図についてのお話です。

夏至図というのは、太陽が蟹座の0度0分に位置した時の星の配置です。

つまり太陽が蟹座に入った瞬間のホロスコープのことです。

夏至図は秋分までの約3ヶ月の社会に流れるエネルギーや、それに対しての私たち個人個人のテーマや学びを表します。

ホロスコープを見ると、まずアセンダント(AC)には天秤座が配置されています。

これは春分図でも同じ配置になっていましたので、引き続き、関係性がテーマになるということになります。

国家間や個人々の関係性ですね。

そして一番目につくものが、赤い正四角が形成されているところです。

これは占星術ではグランドクロスといわれているものです。

私たちにとって大きな学びを象徴する形です。

月-さそり座、土星-水瓶座、天王星-牡牛座、火星-獅子座になっていて

全ての星座が固定宮になっていますので固定宮のグランドクロスと言われています。

グランドクロスは四角の中に十字架を作ります。

十字架は縛られたイメージなので不自由さを象徴します。

ですから固定宮の十字架は読んで字のごとく頑固で融通がきかない不自由な一面とも言えます。

月は私たち個人を象徴します。

その個人である月が制限の土星、壊す天王星、

闘う(ストレス)火星10ハウス(国や社会)と90度、180度の関係になっています。

まさにコロナ禍の今の世界を表しているような配置になっていますね。

グランドクロスは一見、良くない状況を象徴しますが、その課題を乗り越えた時には大きな素晴らしいご褒美が用意されてもいるのです。

そして、月と天王星が180度の配置になっていますが、

これは私たち個人に対して何かしらの変化を求めていると読めます。

また、火星と天王星は90度を形成しています。

これはストレスを感じる事で一度何かを壊す必要性がある事を伝えているのでしょう。

また金星と冥王星が180度の角度になっています。

これは金星(楽しみ)に冥王星(変容)が働きかけているので、

違う形の楽しみ方を強制していると読むこともできます。

ですから今までのオリンピックのように思いっきり楽しむことはできないかもしれませんね。

そしてオリンピックを境に私たち日本人の意識や考え方が大きく変わり

何かしらのメッセージを世界に発信していくのでしょう(9ハウスの太陽)

次に太陽(社会)・月(個人)・木星(成長)がグランドトラインを形成しています。

青い線で描かれた三角形です。

このホロスコープではオーブ(遊びの部分)をゆるくとっているのでグランドトラインが作られています。

グランドトラインは大きな調和のエネルギーを表します。

このグランドトラインが表しているのは、私たち全ての国民が協力し、これからの難局や難題を乗り越えた後には

一人ひとりが今までとは違う生き方や価値観に変化していけるということではないでしょうか。

このグランドトラインは蟹座・さそり座・魚座の水のエレメントで作られていいます。

水は愛や思いやり、ひとつになることを意味します。

それは私たちが一致団結して愛と思いやりの精神を使いこの難局を乗り越えていけることを表していると思います。

そして、それこそがこれからの社会にあった生き方や価値観になるということかもしれません。

このように私たちは、コロナやいつ起きるかわからない天災の不安

オリンピックの開催など多くの難題を乗り越え新しい未来に向けて前向きに進んでいく姿が

ホロスコープから読み取る事ができるのではないでしょうか。

この3ヶ月も国民がひとつになって頑張っていきましょう。

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