会員ブログ・蟹座の満月【私たちが帰る場所】(Isao)

2022年1月17日


ことから認定講師の船越功郎です。

蟹座ー満月の星読みしました。
2022年1月18日8時48分に蟹座の満月です。

ホロスコープを見ると月は蟹座27度5ハウスで満月になっています。
そしてアセンダントに木星が重なっています。そしてどの天体ともアスペクトを
組んでいません。

金星・冥王星・太陽・水星・土星・木星は11ハウスから12ハウスに集合しています。

1ハウスには海王星がいます。

スクエア(90度)とオポジション(180度)が多く金星と天王星がトライン(120度)で
ハードアスペクトが多めですね。

ドラゴンヘッドは牡牛座に移る直前です。(次の日には牡牛座に入ります)

ぱっと見、そんな印象が強いですね。

何か、さらに枠を外し手放していく流れを感じます。
今までの古いしきたり、習慣や考え方、家系的に引き継がれてきた何か、
親から受けた教育や価値観、民族的なカルマや集合意識と向き合い
新しい時代の波にあったあり方に触れ合う機会がもたらされているのでは
ないでしょうか?

サビアン度数では28度『現代の少女ポカホンタス』というタイトルが付いています。
ポカホンタスは白人船長を救ったインディアンの少女らしいです。
民族を超えて、歴史を超えて愛をベースに行動するあり方がそこにあります。

数秘的にも28を365(日)で割ると13になります。
12がある意味外側に向けた意識であるのに対して
13は形や過去から外れ、
内側へと向かう意識という風にも読むこともできます。

内側にあるものは愛と平和と信頼です。

それは自分次第で今すぐにでも手にすることができるものであり
感じることができるものです。
過去や形を変えることは時間が必要です。
でも、愛・平和な思い・信頼があれば理想的な未来の実現を
早める助けになると思うのです。

私たちが帰る場所はどこなのでしょう?
あなたは自分が帰る場所を知っていますか?
今回の蟹座の満月はそう語りかけているように思えるのです。

成功して名誉を手にできる場所でしょうか?
たくさん働いてお金を稼ぎ豊かになった生活でしょうか?
誰かの上に立てた自分でしょうか?
情報をたくさん取り安全を確保した生き方でしょうか?

どれも自分を成長させる素晴らしい体験だと思います。
でも、その先には、かに座が最終的に求める、あらゆる囲いを外し
違う波長同士が干渉し全く新しい(波長)価値観の中で共鳴し合う
統合された、傷つけ合わない争いのない世界だと思います。
外側の何かをコントロールしなくても、お互いが自立し自然と繋がり、
助け合える世界です。
愛・平和・信頼を土台とした世界です。

まだ、私たちの意識は個人的にも国際的にも民族間の偏見や人権問題に直面し
その解決さえも『戦う』姿勢で対処するという矛盾の中で歴史が作られています。
個人間でも、まだ競いあっている現状を目の当たりにします。
大河ドラマのような戦国時代がまだ続いているのです。

今は違う波長同士がぶつかり合って不協和音を奏でている時期だと思います。
(今年いっぱいは土星と天王星のスクエア90度が続きます)
だから、今の現状さえも否定しなくていいことかもしれません。
ただ、私たち一人一人が帰る場所を見失うことがないようにすることが
求められていると思います。

アセンダントの木星はノーアスペクトです。
ブレーキのない発展は大きな可能性を秘めていると同時に、
どこに、たどり着くのか分からないリスクも抱えています。
それは、私たち一人ひとりの意識に委ねられて
いることも伝えているのでしょう。

牡牛座の天王星、次の日には牡牛座に入るドラゴンヘッド、
私たちの未来は『私たちが望むように作ることができよ』と
エールを送っているように感じます。

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