今年の【OTO】
[kin]
禁を犯す者
禁に縛られる者
異なるものに非ず
その魂は常に近しい
**************************************
ことからブログにお越しのみなさま。
はじめまして、kikoです。
今月よりブログリレーに参加させていただきます。
よろしくお付き合いくださいませ。
さて、いきなりのkikoワールドに「はい?」と思われた方もいるでしょう。
中には、「こいつ危ない奴?」と感じた方も。。。
どんな感想を持たれたかはさておき、
今後こちらのブログに書かせていただこうと考えていることを
ざっくりとお話しします。
私、具体的な目標を立てることが苦手です。
新年にあたっての目標なんて聞いた日には、熱が出てしまうくらい大嫌いです。
そんな私にもその年の指針もしくは課題となるべきものが、立春になると閃きます。
それが【OTO】です。
私たちが普段使っている漢字。
同じ音を持つのに意味の違う漢字「同音異字」がたくさん存在します。
例えば「神」「人」「塵」、すべて[jin]と読みます。
神様と私たち人、ましてや取るに足らない塵までが同じ音を持つ。
それにはどんな意味があるのか、
表面を見るだけでは分からない本質がその【OTO】には隠されているのではないか。
頭ではなくそれを日々の生活の中で体感し、本質に近づく、これが結構楽しいのです。
そんな【OTO】が毎年、私に「今年の課題はこれ」と立春になるとやってくるのです。
そして今年は[kin]
どれだけたくさんの[kin]に出会えるのか、もう楽しみしかありません。
こちらのブログには、私がひと月の間に味わった[kin]の他、
その時々に閃いた【OTO】との対話をパステルアートの作品とともにアップ予定です。
(個人のブログにも同様の記事を不定期にアップ予定です)
さて、同じ【OTO】でも、その瞬間瞬間で、受け取るものは変わります。
もちろん、私とあなたでも異なります。
しかし、その本質は変わりません。
「受け取る」ことを積み重ねることで、本質へ1㎜ずつでも近づけると信じています。
「今ここ」の私が感じる【OTO】をここに綴っていくことが、
私だけでなくあなたにとって何かのきっかけになってくれるかも、とも思うのです。
今の私は、[kin]に禁、近からアプローチしているようです。
あなたは[kin]という【OTO】から、そしてアートから何を感じますか?
**************************************
今回の作品は、購入してきた製本キットの表紙として描きました。
一年間、この本に体感した[kin]を留めていきます。
kiko