ホロスコープを見るとまず、最初に目に止まるのが正四角形の形です。
これをグランドクロスと言います。
月・太陽・ドラゴンヘッド・ドラゴンテールが獅子座・水瓶座・牡牛座・さそり座で形成される固定宮のグランドクロスです。
また金星と火星がタイトなコンジャンクションで天王星と120度になっています。
そして月と冥王星が150度の角度になっています。
何かしら、この社会状況の中、私たちの楽しみやエネルギーを発散したいという思いが見えてきます。しかし、それができない現実がありストレスが限界を超えて爆発しそうな、あるいは一気に解放されそうな気配を感じます。
今までととは違う仕組みやルールを作ることで溜まってしまったエネルギーの解放が促されていくのではないでしょうか?
それに伴い私たちの日常に対する意識も新しい楽しみ方や俯瞰的な見方ができるようになる事を求められているような気がします。
獅子座は自己表現することで、誰かに感動を与え幸せな気持ちにさせることができるサインです。
しかし、それが自分の承認欲求からくる行動ならただの自己満足に終わってしまったり、ただ目立つだけの存在になってしまいます。
純粋に自分が本当にやりたいこと、表現したいことができた時、そこには愛があり、私たちはその姿に感動します。
ドラマは作り出すものものではなく、ただ無心になって動いたときに自然に生まれてくるものかもしれません。
それこそが獅子座サインが持つ最高の自己表現の在り方だと思います。
誰かが当ててくれる光を求めるのではなく、自分がもつ光を最大限に放ち続けることが自己愛であることに気づく必要を感じます。
オリンピックを見ていても、勝ち負けだけでなく、その選手の在り方に私たちは感動することが多くなってきました。そして、そんな場面を見て涙することが多くなってきました。(歳のせいもあるかもしれません 笑)
そして、もう少し大きな視点で見てみると、私たちは、まだ今この瞬間に生きることができていないことが多いようです。
失礼!
できている方もいるのかもしれません。ごめんなさい。
しかし、僕はまだ今この瞬間だけを感じて生きることはできていません。
私たちは過去(過去生)の失敗や過ちを背負い続け、未来を案じ続けています。
過去や未来に意識があり、今この時に集中できない時間が多い方もいるのではないでしょうか?
そして、その対策として今までの経験や結果に意味付けして、過去を受け入れていきます。人間はそこに意味付けすることで自分の行いに対して納得し安心できる存在なのかもしれません。
しかし、人間以外の動物はそんなことはしません。
それでも彼らはすべての出来事をただ受け入れています。
この世界でのリアルは今この時しかなく、今が過去になり、今が未来という時点にパラパラマンガのように流れていくだけです。
それでも、私たちが過去の体験に意味付けするのは、意味付けすることで過去を受け入れ
そして学び、未来に活かしていく、過去と向き合うことで初めて今と向き合うことができるからかもしれません。
そう考えると面倒くさい流れですね 笑
でも、このホロスコープを見ていると、『カルマという十字架に縛られた人間の解放がそろそろ訪れてくるよ。』と教えてくれているような気がするのです。