西洋占星術の12サインは牡羊座♈️から始まり魚座♓️で終わります。そして再び牡羊座に戻ってきます。
ですから1年間を単純に12等分して双子サインの時期は双子座的なエネルギーに満たされ、山羊サインの時には山羊座的なエネルギーに満たされますよ。ということになります。
とてもシンプルに言うとそういうことです。
つまりホロスコープは1年間を表す大きな時計のようなものなのです。そしてもっと大きな時計になると私たちの一生を表す流れになるということでもあります。
その一生の流れを要点だけで見ていきたいと思います。
まず牡羊座は魂が身体に宿る前の段階で不安定な感じ、肉体的な意味で自分の感覚を感じることができないということになります。
2段階の牡牛座は魂が身体に宿り、親からの遺伝により、それぞれの才能や肉体的な部分に個人差が生じてきます。その身体を使って五感を楽しみ始める時期です。(2〜3歳くらい)
双子座は外部との接触を開始する時期。それが知りたい、あれも見たい、これを学びたい、好奇心と向上心が高まります。(小中学校くらい)
蟹座の時期は青春期の多感な時で人間関係、恋愛によって傷ついたりすることも多く、感情面での扱いが難しくなります。
そして、多感な時期を超えると獅子座に入ります。獅子座は自己表現を通して人生を楽しみます。趣味やスポーツ、恋愛に熱中しやすい環境を求めます。
青春時代を謳歌しながら乙女座に入ります。ここで、少しだけ自分の人生と向き合います。今までの自分、これからの自分と対峙し理想的な未来を描きます。
そして天秤座で社会人としてデビューです。
会社員やフリーランスなどで社会進出していきます。そして周りの人たちに意識を向けることで自分を評価し始めます。結婚についても意識し始める人もいます。(20歳代くらい)
蠍座の時期は、社会人として生きていく上で誰か尊敬できる人が現れたり、なにかを追求したり、深めていきたい出来事に出会いやすい時期になります。自分の内面で小さな生まれ変わった感覚を感じる人もいるでしょう。
(30〜40歳代)
そして射手座、この時期は今までの制限や縛りを解放して、自分がやりたかったことなどにチャレンジし、大きく成長できるチャンスが多くなる時期です。(40〜50歳代)
山羊座の時期は社会的な完熟期です。社会人としての成長のピークを迎えます。物質的、精神的なバランスが良くリーダーシップを発揮していきます。次第に野心も薄れ守りの姿勢になっていきます。
60歳代になると社会人を卒業し、日常に大きな変化が生まれます。水瓶座の時期です。今までの肩書きを手放し自由になっていきます。条件付けを外した素の自分を楽しめる時でもあります。過去を手放し新しい人生の設計を立てていく時期でもあります。
そして最後の魚座に入ります。この時期は人生においては老人期ですね。全ての自我から解放されて、人によっては全てが繋がっている感覚ワンネスを感じる方もいるでしょう。
魂を浄化する活動が始まります。
簡単ではありますが、こんな感じで12サインの流れは人生の流れとリンクしていることを書いてみました。
今、ご自分が何座の時期を生きているのか?見ていただいて意識的に生きていくといいのかもしれません。