お気にいりのバラ、ダフネちゃん。
名前も気に入って買ったはずなのになかなか思い出せなくて
悶々とした時間を過ごしました(笑)
思い出した名前は「ダフネ」
ギリシャ神話で有名な名前だったのを思い出しましたよ~。
太陽の神アポロンが恋をした美しいニンフ、ダフネ。
でもダフネはアポロンを受け入れることができずに逃げ惑います。
そんなダフネをアポロンは追い続け、あと一歩というところでダフネは自分の父である河の神様に自分の体を変えてくれるようにお願いするのです。
アポロンの目の前で月桂樹へと姿を変えるダフネ。
アポロンはたいそう悲しみ月桂樹の冠を頂くようになったそうでございますよ。
ダフネがアポロンを避けるようになった訳はさらにお話があるんですけどね。
いや、アポロンは結構優良物件な神様だったと思うのですよ。
美男だし、強いし、芸術もたしなむし、そりゃいろんな女子にモテるし手も出してたかもしれないけど浮気性のゼウスに比べたらすごくかわいいくらいだと思うのです。
ギリシャ神話ってすごく潔癖か快楽主義か振り切れる神様が多いですよね。
このお話の奥にある話はアポロンと愛の矢を放つエロス(キューピット)です。
ある日、アポロンは弓矢で遊んでいたエロスをからかったのです。
アポロンで優良物件だがゆえに上から目線で「そんなもので遊んでいるとは、お前もまだまだ子供だな・・・・(想像)」の様にからかったのかな(笑)?
エロースはそのことで激怒して、アポロンには「恋する金の矢」を打ち込み、近くで川遊びをしていたダフネに「相手を疎む鉛の矢」を打ち込んだのです。
はっきり言って関係なかったダフネが巻き込まれて凄く可哀そうなんですけど
アポロンとダフネはそんなお話です。
物事は見えているものがすべてではなく、そこに至るお話が必ずあります。
そこを読み取っていくのがセラピストのお仕事。
目の前の色や数字や精油、様々な情報から隠れたストーリーを読み解いていけたらいいですね。
らぶ